正しいストレッチ、できてますか? 福岡|環寿堂からだの郷鍼灸院ブログ
安心してください!治しますよ!
患者様にはストレッチをしてくださいと口すっぱく言っているのに前屈で手が床につきません。
方法を知っているのに実行しない小野です。
さて、私は腰痛に悩まされてはいないためサボっていますが、腰痛を抱えている患者様にとって、痛みが少しでも緩和されるなら絶対にやりたい!という方は多くいらっしゃいます。
そして患者様は皆さま、色々な工夫を凝らしてストレッチに勤しんでいますがたまに間違ったストレッチをしてしまっている方が多くいらっしゃいます。
そこで、今日はストレッチを取り上げて記事にしていこうと思います。
一言にストレッチと言っても、実は種類と使い分けがあることはご存知でしょうか?
動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)と静的ストレッチ(アイソメトリックストレッチ)の2種類です。
動的ストレッチはラジオ体操や準備体操などがあり、反動をつけながら筋肉を引き延ばしてあげる体操です。筋肉のウォームアップや動員できる筋肉を増やすことが目的で行います。
静的ストレッチはじわっと伸ばして止めておくストレッチです。整理体操や健康目的のストレッチはこれにあたります。これは30秒くらい止めた方が効果的です。筋肉は伸びすぎると切れてしまうため伸びすぎを防止する機能が付いています。筋紡錘と呼ばれる部位がそのセンサーになっており、伸びすぎをブロックしてくれます。
そのセンサーが『あ・・・もう少し伸びても大丈夫かな?』と感じ始めるのに30秒必要と言われています。
どちらもストレッチだから一緒じゃないの?と思って続けていると、実は競技能力の低下につながったり、怪我の原因になる場合があるので目的にあったストレッチを行ってください。