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良い治療院選びのコツ。とは一体何なのか。|福岡県福岡市城南区環寿堂からだの郷鍼灸院

痛みならとにかく治す福岡の環寿堂からだの郷鍼灸院、小野です。

大学病院で働いていた身として、

スポーツ医学の臨床研究を行っていた研究者として、

ケガの予防法や治し方について書いていきます。

先にお断りしておきますが、今日の内容は少し過激です。気分も悪くなる人がいるかもしれませんので、不安な人は見ないでくださいね。

環寿堂からだの郷鍼灸院ではホームページを業者に依頼せず自作しているのですが、メリット、デメリットが非常にはっきりしています。

メリットは、自分が伝えたいことをはっきりと伝えることができるし、アイデアをすぐに行動に移せる。

デメリットは時間がかかることや知識不足のせいで困ったことになることがある。

こんなところでしょうか。うちのスマホサイトは、まだ見づらくて仕方がありません。

でもね、やっぱり、素人が作るわけですから他の治療院やサイトがどんなホームページなのか気になるわけですよ。

そこで色々なサイトを見て回ると『良い治療院選びのコツ』とでっかく書いたサイトが目に留まりました。

『なになに?良い治療院?』

こんな感じで興味を引くわけですね。なるほどなるほど。

良い治療院の条件は色々と書かれていましたね。ちなみに、そこは

◯◯整体院(一応、伏せさせていただきます)のホームページでした。

さて、ここからが過激になっていきますよ。

実は、この時点で良い治療院というのはナンセンスです。

一般の方にはあまり知られていませんが、整体には免許がありません。

万が一のことが起こった場合でも、国家資格のある鍼灸や柔道整復師(整骨院の先生)と比較すると患者様の受けられる補償が全く違います。

事故を起こすつもりで仕事をしている人はいないでしょう。ですが、万が一のことが起こった時に患者様の権利を補償できない人間が人の身体に触るべきではありません。

腕の良し悪し以前に、患者様を受け入れる最低限の準備すらできていないということになります。

医療行為は医師しかできません。医業類似行為は、国家資格のある治療家しかできません。

日本では、整体は資格ではありません。

これを読んでいるあなたも、整体師を名乗れば今から整体師です。

自分が名人で、どうしても患者様に触れたいのであれば柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などの資格を取り、患者様の権利を補償した上で施術をするべきであると僕は思います。(あくまで、個人の見解です)

そして読み進めていくと出てきた良い治療院の条件。

●院内で(サプリメントやグッズなどの)物品販売をしていない。

予防医学が発展してきた昨今では、非常に優れた道具があります。治療家のネットワークと情報収集能力があるのであれば、ちゃんと勉強したら、優れたものなどすぐに見つかります。

そして、病気予防の鉄則ですが、『1に運動、2に栄養、しっかり禁煙、最後に薬』とわかっています。姿勢矯正や鍼などを使ったメンテナンスなども含めた運動指導、食事管理を含めた栄養指導ができて初めて、病気予防ができます。

選ぶのは患者様の自由で良いと思います。しかし、買うと9,000円するけど毎日使えて4〜5年は使い続けられるグッズを紹介することと、1回3,000円で済むけど1ヶ月に1回程度はメンテナンスとして通う必要がある施術、どちらが患者様の経済的、時間的損失が少ないかは明白です。

もちろん、受診した方が適切なケアを身体に施せると考えている患者様には物販は必要なく、治療に来ていただく方が良いに決まっています。

患者様の性格、病気やお悩みの原因に合わせて治療内容を選択できる技術ぐらい、治療家であれば誰でも持っていると思います。

また、『鍼や(本当は論外ですが)施術行為は自然治癒力を高めるからサプリメントなどは必要ない』と言う先生もいらっしゃいますが、悩みの原因が栄養不足である場合、施術だけで何とかなるのでしょうか。

僕は、残念ながら鍼を刺すだけで体内の栄養素、ビタミンB群やビタミンCなどを増やすテクニックやツボを知りませんのでサプリメントを扱っています。

不妊治療を得意としている治療院様で、サプリメントを扱っているところ、扱っていないところの妊娠成功率を比較しても、サプリメントを扱っている治療院様の方が妊娠の成功率が高く出ています。

これも、患者様の自由意思で治療方針が決定されるべきであり大前提ですが、より良い方法がある場合には、メリット、デメリットを含めて情報提供をしてあげることが治療家としての役割なのではないでしょうか?

問題なのは、単に売上のためや知識不足にも関わらずサプリメントを取り扱う治療院もあるということです。

これでは、患者様側も、身を守る術も身につけなくてはなりません。

ちなみに、サプリメントに関しては『本当に病気に効くのであれば病院で取り扱っているはずだ』という声も耳にします。

サプリメントはその製造工程と分類上、『食品』として扱われますので健康保険が効きません。

また、混合診療にあたるので、病院でも物販として取り扱うしかありませんし、栄養を補うために化学合成されたビタミンCなどはお薬として処方できますので取り扱うメリットが少ないです。

また、日本は予防医学後進国でほとんどの代替医療が医学カリキュラムに取り入れられていないため、医師ですら、知識が不足しているのが現状です。よくわからないので取り扱わないことを決めている病院も多くあります。西洋医学と呼ばれる医療以外では、ようやく漢方薬が取り入れられるようになってきました。

サプリメントをはじめ、鍼、カイロプラクティック、ヨガ、アロマセラピーなど、他国では効果を認められ、当然の様に活用されている手法への理解が全く進んでいないのが日本の今の現状です。

医学教育に占める割合はアメリカやヨーロッパ諸国には大きく遅れをとり、中国や韓国などのアジア諸国、インドなどの発展途上国にも遅れをとっているのが今の日本の立ち位置です。

日本は、今は辛うじて継続できている健康保険のおかげで医療を受けやすい環境にあります。病気になってからは非常に強いので長寿国世界一です。

しかし、寝たきり年数も世界一を誇ります。これは、非常に不名誉な結果であると考えています。

予防医学先進国ですが、最先端はアメリカです。

健康保険がないため、病気になってからかかる『西洋医学』よりも、病気にならないように備える『予防医学』が発展しており、国家予算も多く計上されています

その結果、日本ではいまだに死亡率1位のがん(およそ30%)が、アメリカでは現在20%。20年前まではこの数値はほとんど同じでした。予防医学に多く研究費や予算を計上するようになり、20年で約10%もがんで亡くなる人を救ってきたのです

日本が予防医学に力を入れない限り、この格差は、今後ますます広がっていくと予想できます。

厚生労働省も対策を立てるべく、日本人の食事摂取基準を発表しています。しかし、この量をまかなえるメニューを並べてみてください。確実に太りますし、カロリーオーバーに陥り健康を害することになるでしょう。サプリメントの活用は不可欠です。

技術で健康を完璧に管理できる先生は素敵ですが、狙った栄養素を増やすツボを知っている!という先生でない限り、栄養学は知っておくべきではないでしょうか?

もし、そんな先生がこのブログを目にされた場合は連絡をください。心の底から、弟子にしていただきたいと思っています。

●院内がリピーターで溢れている

当院の治療方針が『最適な健康を患者様に』ですので、鍼をしない場合もあります。その結果、当院の患者様は本当に鍼が一番効果的という患者様ではない限り、平均治療回数が2回、鍼が必要な患者様だと月に1回程度の治療で長く来ていただいております。

するとどうなるか。1日の割合が新患さんが多く、リピーターの患者様は半数程度になりました。

来られなくなった患者様も定期的に連絡をいただいておりますし、紹介もいただいております。

少なくとも、来なくなったからといって不満があったわけではなく、本当に必要なくなり来る必要がなくなったのでしょう。

腰痛や坐骨神経痛、ヘルニアなんかは何度も治療に行く病気ではないですよ。

●先生の年齢

確かに、これは必要かもしれません。私も、9年目になりますが免許を取ったばかりの頃を振り返ると、『よく、あの腕で患者様からお金をいただけていたな。』と思うことがあります。

しかし、免許を取って3年目に行った臨床研究は、効果を評価され、その治療成果を『全く新しい治療法』として論文化できました。また、医療における効果を検討すると1回あたり¥10,000円程度の治療効果があったとされています。

僕が免許を取って3年というと、まだ20代です。治療家として若輩者でしたし、研究として行った結果、できる治療内容にかなりの制限がありました。

その状態ですら、センセーショナルな扱いを受け、人前でお話をさせていただく機会を何度もいただきました。

何が言いたいかと言うと、経験年数は確かに必要ですが、さほど重要ではないということです。その先生の方針がどうで、何を学びどのような志を持って治療に当たるか、これが重要なのではないでしょうか。

若くても優れている先生はいらっしゃいますし、そんな先生は例外なく勉強熱心で熱意もすごく、持ち合わせています。

結局のところ、治療院の良し悪しを決めるのは腕の良い、悪いではなく患者様と施術家の相性です。施術家は患者様のお悩みを解決できる方法を知っているかどうか(鍼などを刺す場所も含みます)、患者様は先生を好きになれるかどうかです。

良かれと思い物品を提案しても、患者様が『押し売りされている』と感じたらその治療法は成り立たず、どんなに腕が良いと言われている先生でもその患者様にとっては悪徳治療院です。治療の継続が必要なのに『また、来させようとしている』と思われたらやはり悪徳治療院と評価されます。

治療院側は患者様に最適な方法を提案するための努力をする必要がありますし、快くその方法を受けていただけるよう、説明する義務があります。

患者様にも、お願いがあります。信じなくても良いです。ですが、疑わず、自分自身で良し悪しを判断するために真実を調べてほしいとお願いしたいです。

今日は、とあるホームページで目にした記事へのアンサーブログとなりました。

色々な治療院があっても良いと思いますが、全ての治療院がそれぞれ患者様のことを第一に考え、最大限のメリットを提供できる場であることを願います。

福岡県福岡市の環寿堂からだの郷鍼灸院ホームページ

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〒814-0142

福岡県福岡市城南区片江4−15−24

080-6457-6639

karadanosato@gmail.com

受付:朝9:00〜夜10:00

予約優先ですが、突然の悩みもご相談ください。

福岡市城南区、中央区、糸島市に出張所があります。

福岡市内、糸島市、他、近隣の市町村に往診承っています。

現在、水曜、土曜の午後はお休みです。

その他、セミナーや講習会で臨時休診があります。

院長小野は

スポーツ医学の視点からからだを分析した基礎研究、M-Testを応用した臨床研究で生活の質の向上をテーマに、暮らしを豊かにする方法を研究しています。

M-Testインストラクター(最年少で取得)

医師が開発し、海外にも輸出されている鍼の技術『M-Test』で、その場で効果が実感できる『魔法の時間』を提供します。

姿勢改善とリラックス効果を目的としたエクササイズプログラムを提供します。

その他、医食同源、生活の質の向上、予防医学の普及をテーマに、患者様の生活を豊かにするため日々、技術を研鑽しています。

『#腰痛 #膝痛 #股関節痛 #ヘルニア #腰椎椎間板ヘルニア #頚椎椎間板ヘルニア #痺れ #頭痛 #腰部脊柱管狭窄症 #腰椎分離症 #変形性腰椎症 #変形性膝関節症 #変形性股関節症 #臼蓋形成不全 #五十肩 #肩痛 #肩こり #スポーツ障害 #テニス肘 #野球肩 #水泳肩 #半月板損傷 #ダイエット #首の痛み #寝違え #痺れ #むちうち #糖尿病 #むくみ #冷え性 #不妊 #逆子 #慢性の痛み #自律神経失調症 #原因不明の痛み #アトピー性皮膚炎 #免疫 #自己免疫疾患 #不眠 #産前・産後の腰痛 #透析患者の不定愁訴 #薄毛 #たるみ #リフトアップ #アンチエイジング #認知症 #予防 #福岡 #福岡県 #福岡市 #城南区 #中央区 #早良区 #西区 #南区 #医師おすすめ #医者がすすめる #慢性 #難治性 #ツボ #認知症 #痴呆 #頻尿 #おすすめ #鍼灸#針灸 #鍼治療 #お灸 #サプリメント #おすすめ #口コミ

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