カーブのツボ 福岡|環寿堂からだの郷鍼灸院ブログ
春の高校野球も佳境を迎えていますね!
出身の香川が頑張っているのでこのまま優勝を見たい!がんばれ!高松!
さて、今日はカーブのツボについて。
M-Testの初期、まだスポーツ選手への治療やスポーツ障害についてデータを集めていた頃の話です。
野球部の学生ピッチャーに協力してもらい、肘にある曲池というツボにシールタイプの鍼を貼り、投球データを集めていました。
その学生ピッチャーの特徴は投球していると50球までは徐々に急速が上がり、70球を超えると急速が急落するという特徴でした。
しかし、曲池に鍼を貼ったまま投球すると最初からトップスピードに近いスピードで投球でき、70球を超えてもスピードは落ちるものの、急落することなく投げることができました。
機材でも筋肉の使い方が変わっていることが計測され、無駄な力が抜けて理想に近いフォームで投げることができていたからだと考えられます。
しかし、学生ピッチャーが驚いたのはそれだけではありませんでした。
カーブの曲がりが良くなり、決め球としての精度が上がったのです。
それ以来、野球部では曲池はカーブのツボとして活用されています。
スポーツ選手のコンディショニングだけではなく、パフォーマンスの向上にも鍼は役立ちます。