痛みとバランス 福岡|難治性の腰痛なら環寿堂からだの郷鍼灸院|ブログ
安心してください!治しますよ!
環寿堂からだの郷鍼灸院の小野です。
患者様との初診の時、『痛みが出始めてどのぐらい経ちますか?』という質問をします。
一番多い返答が、『2ヶ月〜3ヶ月ぐらい経っている。』です。
病院にかかっていて治療を受けていた、検査を受けた方なら良いのですが、中にはどんの治療院にも行ってなかった人がいます。
『なぜ、こんなになるまで放置しておいたのですか?』と聞くと、必ずと言って良いほど『自然に治ると思っていた。』と言われます。
人間には、自然治癒力があります。確かに、安静にしておくというのは大切なことです。
ですが、ただ放っておく、痛みを我慢していつもの生活をするというのは全く別のことです。
筋肉は脳からの電気信号で動きます。これを筋電と呼びます。
痛んでいる筋肉は、痛みが出た瞬間に筋電が一気に弱まります。
その結果、力が入らなくなります。
腕を打撲した後、握力を測ってみてください。
ほぼ、力はでないでしょう。
力を入れない、入らないようにすることで筋肉は安静を保つのですが、痛みがあるのに無理をしていると余計に筋肉を痛めたり、その筋肉をかばって動く筋肉を痛める原因になります。
腰痛や肩痛、五十肩など、長く痛みに悩んでいる人は無理をして筋電が出なくなっている、変なところの筋電がでていてバランスを取れなくなっている可能性があります。
痛みがある方は無理をせず、専門家を受診してください。